選んだ大学院の概要
■ 国立大の大学院修士課程
■ 医学部の基礎研究(リハビリとは直接の関係はなし)
■ 細胞や分子レベルの研究をする研究室
■ 細胞内でのタンパク質の動きについて研究する
大学院についての詳しい記事はこちら
大学院入試
入試科目
■ 英語
■ 専門科目 (生物・医学系)
■ 研究内容に関する口頭試問
英語
■大学独自の長文読解問題
・4問の問題から2題を選択
・過去問はあるので、受験時にはもらえた
■6割は正解した方がよさそう
博士課程の大学院入試(TOEIC)の、英語勉強法についてはこちらの記事にまとめています。
※大学院進学を検討されている方は、英語は絶対に勉強しておいた方がいいです。入試もですが、論文を読んだり書いたりするときに英語ができないと、より大変です。ただでさえ、難しい勉強+英語なので、日ごろから英語に慣れておくことを強くおススメします。(私は常に苦労しているので…)
医学部は英語での講義も多いです。留学生がいる研究室だと、ゼミも英語です。私の研究室もそうでした。もちろん自分の発表も英語でした。(私は英語ができないので、それが何より大変だったかも。)
オンライン英会話は、いつでもどこでもレッスンが受けられて、英会話教室に通うより安い値段で、自分のレベルに合わせたマンツーマンのレッスンが受けられるので、自分のペースで勉強ができて、少しずつ話すことに慣れていけます。
専門科目 (生物・医学系)
■医学部なので、生物医学系の記述問題
・選択問題なので得意分野を勉強でOK
・過去問あり
・出題範囲は広め
研内容に関する口頭試問
■受験申込の際に提出した研究計画に関する口頭試問
・研究に関して短く説明
・医学部の他の分野の教授3名くらいから質疑
・研究関連のことをしっかり勉強
進学準備について詳しくまとめた記事はこちら
一日のスケジュール
☑ 実験のために毎日半日は研究室に行く必要がある
☑ 細胞や菌などを使う研究では、培養などがあるのでまとまった時間が必要
☑ フルタイムの仕事は無理なので、午前半日のパートタイムに変更
※学部や研究室によっては、フルタイムでも問題ないです。私が社会人のいない研究室を選択しただけです。
■月曜~金曜はだいたいこんなスケジュール
8:30 | 出勤 |
12:30 | 終業 |
13:00 | 昼食・休憩 |
14:00 | 研究室へ |
論文を読む | |
実験・実験結果をまとめる | |
ゼミ | |
論文を書く など | |
20:00~22:00 | 帰宅 |
週間スケジュール
■ 月~金は午前仕事⇒研究室のルーティン
■ 土日は、休んだり、研究室に行ったり、家で勉強したり。
■ ゼミは週に1回、2~3時間で参加必須
■ その他、研究室の中のさらに細分化したグループでのミーティングあり
年間スケジュール
■ 入学後2か月は、毎日終日講義あり。その期 間は休職。
■ 講義が終わると、前期日程の試験あり。
■ 夏休みなどは特に関係なく通学。
■ 他の大学との共同研究や、合同のゼミなどが不定期にあり。
入学~修了までのスケジュール
■ 入学前の半年くらいは、研究室に通って少しずつ実験の方法を教えていただいたり、論文を読んで勉強などをした
■ 入学年の前期は、講義と試験で単位を取得。
■ 空いた時間は研究室で実験を進める
■ 後期からはとにかく実験
■ 2年目は、春ごろまでには実験をある程度目途を付けて、修士論文を書き始める。
■ 2年のうちに一度、中間報告という研究経過の発表会に参加必須。
■ 2年の後期で修士論文発表会で論文を報告、質疑応答。合格すれば、無事に修了。
長期履修制度
☑ 仕事や介護、育児などの理由で規定の年数を超えて就学したい場合に使える制度
☑ 規定の年数の2倍まで在学期間を延長できる
☑ トータルの学費は、年数が増えても変わらない
例えば、2年の修士課程の場合、入学時に申請すれば、
2年 × 2倍 = 4年
4年まで在学期間を延長できます。
入学後、2年生になる時に申請すると、残りの 1年 × 2倍 に延長できるので、結果として合計3年までの延長ができます。
最大年数まで延長したい場合、入学時に申請が必要です。必ず最大で申請しなければならないわけではなく、はじめから3年で申請することも可能。
学費は、2年分の学費を延長した年数で分割して支払うので、総額は増えません。大変ありがたい制度です。
また、4年で申請をしておいて、もし2年で修了できそうであれば、短縮して修了することもできます。
実際、私もどれくらいで修了できるかわからなかったので、4年で申請しておきましたが、順調に論文をすすめることができたので、2年に短縮して修了しました。
実際の学費の支払い
■ 受験料 3万
■ 入学金約40万
■ 年間60万弱 × 2年 = 約120万
■ 収入は、週5日のパートで手取り10万強だったため、生活費とが学費を支払うことは困難なため奨学金を借りる
奨学金
■ 日本学生支援機構の第一種奨学金を申請
■ 月8万くらい貸与を受ける
■ 修了した年から10年ほど経つ現在も、毎月1万5千円を返済中
生活費についての記事です。現在、フルタイム(副業もしてます)で博士課程に在学中なので、そのこともこちらの記事に書いています。
まとめ
以上、社会人大学院生の生活でした。
大学院や研究室によって生活は全く違うので、進学を検討されている方は、まずは教授とご相談してみてください。
仕事と研究、経済状況のバランスがとれるか十分に検討して、楽しい大学院生活を送ってください。
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