作業療法士は副業できますか?
勤務先によって禁止されていたりしますが、できるところもたくさんあります。
私のダブルワークの経験ついてお話しますね。
作業療法士は副業禁止?
勤務先によっては可能です。実際、私は正社員で勤務しながら、休日に副業をしています。
まず、副業が可能か、就業先、転職先に確認するとよいでしょう。
ちなみに私は、正社員4か所で、副業OKだったので、最近はずっとダブルワークです。
転職の場合は、面接時に副業の可否を聞いておくのがよいと思います。
ダブルワークの前例がない職場でも、すでに副業していること、副業を希望していることを伝えることで、OKしていただける場合が多かったです。
副業先を見つける
副業がOKであれば、働ける日、時間、どのくらい働きたいか、何をしたいかを決めて副業先を探しましょう。
私は、正社員の勤務が土日休みなので、土日のどちらかを副業に充てています。 できればゆっくり寝て、少し早く帰りたいので、10:00~17:00の6時間勤務にしています。 非常勤であれば、かなり時間の融通が利くので、希望の時間を決めておきましょう。
求人サイトで週1~OK、副業可などの項目もあるので参考に選ぶとよいと思います。
どんな副業先があるの?
作業療法士の資格を生かした副業であれば、臨床ではだいたいどの分野でも非常勤職員を募集しています。正社員の勤務先とは違う分野にチャレンジすることもできます。
☑ 作業療法士の臨床の各分野
☑ 介護系の資格講座の講師
☑ 作業療法士国試験対策講座の講師
☑ 通信講座の講師など
私は、訪問+通所、介護系会社+通所、訪問+介護系講座の講師などいろいろな形で働き、経験が増えたり、2種類の仕事をしていることで気分転換になって楽しめたりしました。
副業のお給料
週40時間の勤務を超えた分は、時給の125%以上(就業先で異なる)の金額を支給されます。
例えば、正社員週40時間、副業週6時間(時給2000円)の場合、
2000円 × 1.25 × 6時間 = 15000円/日 となります。
私がしてきた副業① 介護系資格講座の講師
福祉用具専門相談員という資格を取得するための講座の講師。
1日8時間カリキュラムとテキストに沿って授業をするのが仕事。
講座が開設されているときだけ仕事の依頼をいただけるので、だいたい月1回~2回程度。
24000円/日の収入。
私がしてきた副業② 通所介護
短時間型の通所介護で機能訓練指導員 (リハ職、看護師、柔道整復師などの資格取得者が従事できる)としての仕事。
午前・午後の2部制。各20名のリハビリを実施。
時給2500円 × 6.5時間 × 月3~5回勤務 4.5~8万/月くらいの収入。
私がしてきた副業③ 訪問リハ
好きな件数を好きな時間で訪問する。
時給3000円×1.25=3750 6件 22500円/日
※訪問の場合、時給が訪問した件数分だけ支給で、移動時間は時給が発生しない場合もあるので、拘束時間に対する時給なのか、件数分の時給なのかを確認したほうがいいです。
私がしてきた副業④ 介護老人保健施設入所
リハを実施し、記録するのみ。書類作成などは主担当さんがされるのでなし。
時給2700円 × 1.35(休日出勤手当) = 3645円/時間
3645円 × 6時間 × 月4日 = 87480円/月 です。
副業収入は確定申告が必要です
正社員就業先で年末調整を行うのと別に、副業分は確定申告を自分で行いましょう。
まとめ
このように、毎月お給料と別に決まった収入があるとうれしいですよね。 経験も増えるし、私の場合は、2つ軸があることで、なんとなく安心感もあるような気がします。
興味があれば、皆さんも副業を探してみてはいかがでしょうか。
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