こんな人に読んでほしい
☑ 生理痛を自分でなんとかしたい
☑ 毎月鎮痛剤を服用してなんとか頑張っている
生理痛の悩み
毎月訪れる生理の度に生理痛があり、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
何日続くか、ある人とない人の違いは何?だんだんひどくなっている気がする、痛いときと痛くないときがある、一日目だけ痛いなど生理痛に関する疑問や悩みはさまざまだと思います。
生理痛があるのが当たり前だと思わずに、自分でできる対策をして、少しでも和らげて生理中も調子よく過ごせるといいですよね。
この記事では、実際に私が試して効果のあった対策をまとめています。
※日常生活に支障きたすような重い症状の場合は、月経困難症や、その他の病気などの可能性も考えられますので、我慢せずに病院を受診して治療をするようにしましょう。
生理痛はなぜ起こる?
そもそも生理は、妊娠しなかった子宮から、剥がれ落ちた内膜や血液を外に出すためにおこるものです。それを押しだすためには、ギューッと子宮を収縮させなければなりません。
生理直前~生理前半で、プロスタグランジンという生理を起こすための物質が分泌されます。このプロスタグランジンは、痛みや炎症を引き起こす物質でもあります。生理痛が強い人はこのプロスタグランジンの分泌量が多いといわれています。
プロスタグランジンの生理痛への影響と対策
① 子宮を収縮させる → 強く収縮して生理痛を引き起こす
② 血管を収縮させる → 血行が悪くなり、冷えを引き起こし、生理痛や腰痛を引き起こす
③ 子宮以外の各所への影響 → 胃痛、頭痛、軟便や下痢を引き起こす
自分でできる対策
【対策①】マグネシウムを摂取する
【対策②】甘いものの摂取量を減らす
【対策③】カフェインの摂取量を減らす
【対策④】体を冷やさず、血行をよくする
【対策①】マグネシウムを摂る
まず、はじめに試してほしいのは、マグネシウムの摂取です。
なぜマグネシウムが必要なのかというと、マグネシウムは、筋肉の収縮を緩めるときに必要なミネラル
です。子宮も筋肉でできているので、子宮が強く収縮しすぎているのを緩めて痛みを緩和するためにはマグネシウムが必要です。
マグネシウムが不足していると、筋肉を緩めることができずに痛みが強くなったり、足がつりやすくなったりすます。
マグネシウムサプリの選び方
食事で摂るのが難しい場合は、サプリメントが有効ですが、マグネシウムにはいくつか種類があります。用途と効果が全く異なるので、摂取の際には注意して選ぶようにしましょう。
☑ 下剤や胃薬などに使用される酸化マグネシウム
☑ にがりに含まれ、吸収率のよい塩化マグネシウム ★オススメ
☑ 吸収率を高めた、キレートマグネシウム ★オススメ
マグネシウムサプリはいろいろな種類があるので、自分の症状に合わせて選ぶ必要があります。選び方はこちらの記事にまとめています↓
【対策②】甘いものの摂取量を減らす
次に試してほしいのが、甘いものを控えることです。砂糖には体を冷やしてしまう作用があります。
生理前は食欲が増進して甘いものが食べたくなってしまう方も多いと思いますが、甘いものの過剰摂取は、生理痛を悪化させる要因になるので注意が必要です。
【対策③】カフェインの摂取量を減らす
カフェインは、血管の収縮を促し、体を冷やす働きがあるので、生理痛のある時に摂取してしまうと、
生理痛や冷えの症状を悪化させてしまう恐れがあります。
カフェインを含む飲み物
・コーヒー
・紅茶
・緑茶
・ほうじ茶
・ココア
・コーラ
・エナジードリンク など
生理中は、これらの飲み物はできるだけ避けて、ノンカフェインのドリンクを選ぶようにしましょう。
コーヒーや紅茶が好きで我慢できない!という方は、含まれるカフェインの量が少ない、カフェインレス、デカフェ、ノンカフェインのものを選ぶとよいと思います。
♡ノンカフェインコーヒー
♡デカフェ紅茶
♡カフェインレス 緑茶
【対策④】体を冷やさず、血行をよくする
体を冷やさないように、温かくして過ごす、ゆっくりお風呂に入る、軽い運動をするなどして、体を温
め、血行のよい状態を保ちましょう。
最後までお読みくださりありがとうございます。
皆様の生理痛が少しでも緩和され、快適にすごせますように。
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